ゆるキャンの第5話に登場した「スウェーデントーチ」。スウェディッシュトーチ、ウッドキャンドルとも呼ばれます。ゆるキャンでは薪を針金で束ねた簡易的な形で作ってましたね。
今回、近所の知り合いの方が趣味で作ったものを譲っていただきました(感謝)
早速冬キャンプで使ってきましたので、トーチの魅力や使い方などを詳しくレビューしていきます!
トーチ形状とサイズ詳細
木材の種類はクヌギの木だそうで、火が付きやすいようによく乾燥させてくれたようです。
直径18cm、高さ42cmの丸太に1cm幅の十字の切込みが30cmほどの深さで入っています。
キャンパーの皆様なら、ガスボンベとのサイズ比較が分かりやすいかと思いましたので並べておきました(笑)
持ち運びがスッキリラクラク
薪を運ぶときに出てしまう木くずは一切出ないのと、細ながーくスッキリとまとまってるので運びやすいです。
トーチは料理にも使えるとのことですので、今回は炭を家に置いて、代わりにキャンプボックスにトーチを収納して持っていきました。
スウェーデントーチに着火してみよう!
この日はトーチを最後まで燃やしきるつもりで、16時ころには着火準備開始!直火がNGのキャンプサイトでは焚き火台に乗せて使用しましょう!
崩れたときに火が飛び散るとイケないので焚き火シートもいつもどおりセットしました。
通常は着火剤を割れ目に差し込んで着火するようですが、普段からバーナー頼みの私はバーナーでの着火を試みました。ちゃんと着火してくれるかドキドキです。
クロスの切れ目の中心部辺りをバーナーで定点で攻めたてます。勢いよく炎がトーチの切れ目の中に行き渡ります。SOTOのバーナーは本当に炎の安定感ハンパなくて頼りになります。3分ほどバーナーをあて続けたら無事着火しました。こうなれば、あとは切れ目から風が入り込んで燃焼し続けるはずです。
燃え尽きるまで詳細に観察してみた
バーナーを止めてもトーチの内部の角部がメラメラと赤くなっています。ここから1分後炎が上がるようになってきました。
更にここから1分後、大きな火柱が上がるようになりました。早いです。
この日は、多少風はありましたが風が強いっという感じはないくらいの風でした。
スウェーデントーチではこの火を使って料理もできます。その様子は後ほど紹介します!
この調子で50分くらい燃え続けると、風下の柱が集中的に攻撃を受けて崩れ去りました。炎柱もいつしかおさまって残った3本の柱は、木炭のように赤く輝いて強烈な放射熱を放っています。こうなると暖を取るのにとても良いんです。1m以内にいれば熱いくらい、1m以上離れると寒いです(笑)
30分後 50分後
さらに暫くほおっておくと、残りの柱も細くなってきて崩れてきます。実際一本目の柱は自重に耐えきれなくなって突然崩れ落ちました。危ないので2本目からは細くなってきたらトングで折りました。
薪を足したり、薪の位置を調整したりは一切しなくていいのでトングでいじりたくなる衝動に駆られますが、ほぼほったらかしで大丈夫です(笑)物足りなさを感じるかもです。
さて、2時間弱ほど経って、4本の柱がすべて折れた状態です。柱を残りの丸太部分の上に置いたら、まだまだメラメラ燃え盛っています。
流石に切れ込みの届いていない丸太部分は燃え尽きないだろうと思い鎮火したのを確認して就寝しました。ところが朝起きて、、、跡形もなく燃え尽きていました。。火はまだ消えていなかったようです。水をしっかりかけて消火しなかったこと大変申し訳ございませんでした。。
ただ、これでスウェーデントーチは形状によっては時間をかければ最後まで燃え尽きることが分かりましたね!持ち運び便利で帰りは持ち帰りなしとは、楽チン過ぎますね♪
スウェーデントーチは料理にも使えます
トーチに火がついたら暫くは丸太の上で料理をすることもできます。下ごしらえはしておいて柱部分が燃え尽きる前にサッと終えておきましょう!
今回はニトリのスキレットを使って肉を焼いてみました。スキレットをトーチの上に乗せるとわずか5秒くらいでジューーーーっといい音が♪かなりアツアツに熱せられていますね。
トーチの平坦部における物なら何でもいけそうです。ただあくまで薪の炎なのでススがつくこともご認識ください!真っ黒になっちゃいます。
まとめ
ゆるキャンにも登場するオシャレキャンプアイテムであるスウェーデントーチ。オシャレなだけでなく、持ち運びもお世話も楽チンで、料理までできる大変実用的なアイテムでした。
まだ試されてない方はぜひお試しください!