キャンピングカーのある生活がいかに楽しいものであるかの想像はできてきましたよね♪家族と作る思い出はプライスレスでしょう!間違いないっ!
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。
でも”実際いくらかかりまんねん”というのが、購入を検討する方の最も気になるところでしょう。値段だけ見たらそりゃ高いに決まってるんです。問題は、人生においてキャンピングカーを所有することにどう価値を見出だすかですよね。
もこファミリーが検討にあたって手に入れた情報と考えたことを参考に書き留めておきますね!
キャンピングカーの乗り出し価格って?
言うまでもなく値段は選択する仕様によって大きく異なりますので、簡単に前提となる仕様を紹介しますね。
キャンピングカーには大きく「①軽キャン」「②バンコン」「③キャブコン」という3種類のタイプがあり。もこファミリーが選んだのは「バンコン」タイプです。価格帯的には①と③の間を取った位置かと思います。
ベースとなるクルマの仕様は以下の通りです。
・ベース車:トヨタ ハイエースキャンパー特装車 スーパーロング
・エンジン&駆動:2.7ガソリン & 2WD 6AT
・乗車定員/就寝定員:7名 / 5名
最初の見積もりに含まれていた10万円以上の主な大物オプションは以下の通りです。
・ソーラシステム
・正弦波インバータ1500W対応
・マルチカーシアターシステム
こんな感じの仕様で、新車の乗り出し価格は「700万円台前半」でした!んー安くはない、いやっ間違いなく高い(笑)自分と家族の人生においてこの投資をどうとらえるか、これは家族で十分納得してから次のステップに進みたいですね。
人生における”クルマ”にかけるコストの考え方
これはもう人それぞれでしょう。自動運転・シェアリングの技術が進歩するにつれ、人生にかかるコストの中で「クルマにかけるコストは無駄である」と唱える人もいますが私は決してそうは思いません。
そもそも見ず知らずの人とクルマをシェアするなんて気持ちが悪いし、使いたいと思い立った時にすぐ使えないなんて”思い付き・先延ばし行動タイプ”の私にとって生活がとても成立すると思えませんw人工知能(AI)に私の行動を予測するのは到底無理でしょう(笑)
また、クルマが単なる移動手段と考えればコスパが悪いと言われるのもわかりますが、クルマという個室空間で得られる価値、移動そのものがより楽しいものになることで得られる価値に目を当てればクルマにコストをかける価値がまだまだあると私は思います。
ましてや、コロナ禍においては、その個室空間の”価値”がより増していると思います。
さて、前置きが長くなりましたが、キャンピングカーが”ある人生”と”ない人生”でクルマにかけるコストがどれほど変化するのか算出してみることにしました。
キャンピングカーを買う場合、クルマにかかるコスト差は10年間で”およそ200万円”
ここでは”クルマに”かけるコストの差のみに着目しています。「旅行で旅館に宿泊しなくなり年間の旅行費用が浮いた」などの副次的な効果は無視しています。
前提として私は2020年現在、”通勤用+週末お出かけ用”に5人のり普通乗用車A(3年目車検完)に乗っています。
ケーススタディは以下の2通り、期間は2030年までの10年間。
①(ある人生)今年キャンピングカーを購入しAと併用 ⇒Aを4年後に下取り ⇒小さな乗用車Bに乗り換え ⇒キャンピングカーとBを2030年に下取り
②(ない人生)Aを4年後に下取り ⇒大型ファミリーカーCに乗り換え ⇒Cを2030年に下取り *下取り価格はA・B・Cに対して同様のクルマで調査し概算で計算 *税金・車検・車両保険を考慮
この結果、ある人生とない人生の向こう10年間におけるコスト差は「~210万円」となりました。
10年間で割ると年間21万円ですね。キャンピングカーがあることで家族が得られる価値への対価
としては、私は「まぁ妥当かなぁ」感じました。皆さんはいかがですか?
魅力的なキャンピングカーのリセールバリューの高さ
乗り出しで700万もかかるキャンピングカーですが、先ほどの計算結果でその差が「210万円」となる理由は、そのリセールバリューの高さです。
皆さんも「キャンピングカー バーデン 中古」などでググってもらえれば分かりますが、2010年あたりのキャンピングカーが10年落ちの2020年末においても500万前後で売っています。
ケーススタディ上では下取り価格を「350万」で設定していました。長い目で見れば、キャンピングカーの価値は下がりにくいため、差分が小さく出たのですね。この相場がどう変わるか分からないですが、まぁ購入時の気休めになればいいかと私は思っています。どうせ買うのだから(笑)
近年キャンピングカーブームで買う人が増えているようなので、市場に多く出回ることで相場価格が下がるのではないかとも思われますがいかほどでしょうか。
とはいっても、もう少し乗り出し価格を安くできなかなぁと思い仕様の詳細を検討してみたので次の記事で書きたいと思います!